コロナ禍ではこれまで恒例だったイベントが数多く制限されていましたが、鉄道・バス関連の見学会も例に漏れず中止が相次ぎました。今回取り上げる新京成電鉄の車両基地見学会「新京成サンクスフェスタ」もその1つ。でしたが、今年はコロナ禍前のように一般公開という形で久しぶりに開催されたので、その模様をお届けしちゃいます。
27回目のサンクスフェスタ!
今年で27年目を迎えたサンクスフェスタ。くぬぎ山車両基地に加え、車両区近くの第二会場も含めて開催されました。会場入口では、リストバンドを配るスタッフの姿がありました。来場者数の把握のためなのか、時間帯ごとにバンドの色を変えて配布しているようです。
入り口には、徐々に増えてきたジェントルピンクの新京成バスが展示。サンクスフェスタ用のキャラクタ付きの表示が披露されました。LED切れちゃってますが、ご愛嬌ということで…
親子連れを中心に賑わい
現地入りしたのは午後からでしたが、地元の親子連れや鉄道ファンを中心に各コーナーともに大盛況。というか、ほとんどの体験が整理券方式で運営されていて、この時間から体験できるものはほとんどありませんでした。
いつもの新京成全形式の車両展示でさえも、整理券での受付になっていました。当然、閉場が迫ってきた時点では受付終了です… とほほ。
社長と合流
今年は見るだけかな~と思ってましたが、実は新京成サンクスフェスタには社長も来場していました。なんと、社長は午前中から入場しており、予めゲットしていた車内放送体験に同行することにしました。
体験は、1分30秒の中で自由に車内アナウンスができる内容でした。体験前に社員氏による簡単な説明がありましたが、定型文などはなく、自社のネタだけでなく他社線もOKということらしいです。社長もジャパニーズな英語を挟みつつ、それっぽいアナウンスをしていました。
放送は社長のほかにも、鉄道ファンと思われる人がここぞとばかりにネタを仕込んでいました。習志野駅で冠水発生のお知らせには、現場の社員の方も苦笑いですw
せっかくなので工作コーナーへ
せっかく来て何もしないのも寂しいので、空いていた缶バッジ工作教室に参加。塗り絵を缶バッジにしてお持ち帰りできる体験で、1回100円と良心的な価格設定です。小さいお友達に紛れて頑張ってきました!
塗り絵用紙は専用のプレス機を使って1分足らずで缶バッジに変身! せっかくなので、私のバッジを車内放送体験のときに貰った下敷きとともに撮影。マルーン風8900を目指しましたが、なんか京王感がある感じに。バッジ加工の仕上がりは思ったよりかなり良かったです。
最後は30歳のハチキューを撮影
というわけで、色々楽しんできましたが、閉場10分前くらいから蛍の光が流れてきました。人が少なくなった隙に8900形の30周年HMを撮影してきました。Sマークがなくなって大分経ちますが、青色を見るとあのデザインがすぐに思い浮かびますね。
出口は物販コーナー近くの門から。久々の車両基地訪問になりましたが、どこか懐かしい感じもしつつ、少しずつ変わっていくこのイベント。来年も期待しながらくぬぎ山駅に向かいます。というわけで、スタッフの皆様ありがとうございました。